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【採用面接会】外国人に聞くべき質問・避けるべき質問

外国人の採用面接は、日本人の採用面接と異なる点が複数あります。本記事では、面接会で確認すべき基本的な要素とポイントを詳しく解説します。また、必ず聞くべき質問や職務経験、スキルセットの確認方法、チームワークとコミュニケーション能力の評価、日本での生活適応力を確認する質問や、避けるべき質問についてもポイントをお伝えし、外国人面接を成功させるためのヒントを提供します。

1. 外国人面接で確認する3つの要素と面接時のポイント

外国人を採用する際の面接の目的は、候補者のスキルや経験、そして文化的適応力を評価することです。これにより、企業の価値観やビジョンに合致する人材を選び出すことが可能になります。面接で確認すべき基本的な3つの要素は以下の通りです。

1.1. 面接で確認すべき基本的な3つの要素

1.言語能力
必要な言語の基礎を理解し、コミュニケーションが取れるかを確認

2.専門的なスキルや経験の確認
候補者が職務に必要な知識を持っているかどうか、過去の経験がどのように活かされるのかを見極めることが必要

3.候補者の柔軟性や問題解決能力
異なる文化や慣習に直面した際に、適応し乗り越える力があるかどうかを確認することで、職場環境、日本での生活での適応力を予測

1.2. 面接時のポイント

面接会を実施するにあたって、外国人候補者はみな緊張しています。そのため終始和やかなムードを保つように笑顔で、なおかつ、「分からないときは、聞きなおしても大丈夫です」、「ゆっくりで大丈夫ですよ」、「日本語、とても上手ですね。安心してください」、「通訳が必要なときは言ってくださいね」等丁寧な態度で面接にあたると良いでしょう。また、難しい言葉を利用せず、候補者に分かりやすい言葉を使うと良いです。例えば、「弊社を志望した動機はありますか?」といった一般的な質問であっても、「この会社で働きたいと思った理由はありますか?」等少しでも難しい表現を避けるようにしましょう。その他には表情、身振り、図、写真なども使用すると面接がスムーズに進行できます。

2. 外国人面接で必ず聞くべき質問

外国人面接を行う際には、その候補者の適性を十分に把握するために、いくつかの重要な質問を必ず行うべきです。これにより、候補者のスキルや経験、そして文化的な適応能力を確認することができます。特に、外国人の場合は言語能力や文化理解が求められるため、これらの側面をしっかりと見極めることが大切です。また、候補者がどのようなキャリアプランを持っているかを探ることも、長期的な採用において重要なポイントとなります。このような質問を通じて、企業文化にフィットする人材を見つけることが可能になります。

実際の質問の流れとリスト

外国人面接で役立つ実際の質問リストを用意することは、面接のスムーズな進行に欠かせません。まず、基本的な自己紹介を促す質問から始めると良いでしょう。次に、大学で学んできたことや就労経験があれば過去の職務経験、達成したプロジェクトについて詳しく聞くことが重要です。さらに、候補者がどのような言語スキルを持っているかを確認するために、具体的な場面での言語使用について質問することも効果的です。また、文化的背景や異文化環境への適応力についても尋ね、どのようにして文化の違いに対応できるかを知ることができます。最後に、将来のキャリアプランやモチベーションについても質問し、企業のビジョンと候補者の目標が一致しているかを確認することが大切です。

<One Terraceの面接会で実際に聞いている質問事項>
1.候補者のパーソナリティについて
2.キャリアプラン
3.会社について
4.価値観を問う質問
5.文化、適応力、生活について
6.その他

2.1. 自己紹介とパーソナリティについて

自己紹介とパーソナリティに関する質問は、候補者の基本的な情報を得るための最初のステップです。最初に、候補者自身について簡単に説明してもらうことで、コミュニケーションスキルや表現力を確認することができます。次に、これまでの職務経験や学歴について具体的に聞くことで、どのようなスキルや知識を持っているのかを把握しましょう。また、就労経験がある場合は、過去の職場での役割や責任についても詳しく尋ねることで、候補者の能力や適性を評価する材料となります。さらに、これまでに関わったプロジェクトや達成した成果についても聞くと、候補者の実績や貢献度を理解することができます。こうした情報をもとに、候補者が求める職務にどれほど適しているのかを判断することが可能です。

2.2.モチベーションとキャリアプラン

候補者のモチベーションとキャリアプランを理解することは、長期的な雇用関係を築く上で非常に重要です。まず、応募したポジションに対する興味や関心について具体的に尋ねることで、候補者の内的な動機を把握することができます。さらに、これまでの大学での専攻分野や就職理由について聞くことで、候補者がどのような目標を持っているのかを理解することが可能です。次に、将来的なキャリアプランについて詳しく尋ね、どのようなスキルや経験を積むことを目指しているのかを確認しましょう。この際、候補者のビジョンが企業の方向性や価値観と一致しているかどうかを見極めることも重要です。また、企業での成長や挑戦したいプロジェクトについても質問することで、候補者がどのように貢献できるかを探ることができます。これらの情報を通じて、候補者が企業でどのような役割を果たし、どれほどの意欲を持っているかを総合的に評価することができます。

2.3. 会社についての理解度確認

外国人候補者に自社のホームページを見たのか確認し、見たのであればどのような感想があるか確認してみたり、候補者が会社を選ぶ上での大切に考えているポイントを確認すること候補者の理解を深めるために必要です。会社についての理解が少ない場合は、会社説明を詳しく行ったり求人票について具体的に説明すると理解が深まり候補者と企業側のギャップが少なくなります。

2.4. 価値観を問う質問

大学で何を学んだのか、なぜその分野について学んだのか、外国人候補者の価値観を知る質問をすることで本人の興味、関心などの考えを知ることができます。また、今回の職種に応募するにあたってどうしてこの職種で働きたいと思ったのか、働く上で大切にしたいと思うこと、困難なことがあった時どのように対処したのか等、その人の価値観を知ることのできる質問をしましょう。

2.5. 文化的背景と適応力、生活について

外国人候補者の文化的背景と適応力を確認することは、多様な人材が集まる職場での円滑なコミュニケーションやチームワークにおいて重要です。まず、候補者の出身地や文化についての基本的な情報を聞くことで、文化的な理解を深めることができます。その上で、これまでに異文化環境で働いた経験や、文化の違いにどのように対処してきたかを具体的に尋ねましょう。また、文化的な適応力を評価するために、これまでに経験した文化的な課題や、それに対する解決策を説明してもらうことも有効です。候補者が多様な文化の中でどのように適応し、他者と協力する能力を持っているかを理解することができ、組織の文化にどれほどフィットするかを判断する材料となります。また、生活については日本に来日後生活に慣れないとストレスが大きくかかってしまうため日本の食事は合うのか、ストレスを感じたときの対処法なども確認しておきましょう。

2.6.その他/言語能力の確認など

外国人候補者の言語能力を確認することは、特にコミュニケーションが重要な職場では欠かせません。まず、履歴書や職務経歴書に記載されている言語スキルをもとに、具体的な場面での使用経験について質問することが効果的です。例えば、過去にどのようなプロジェクトでその言語を使用したのか、ビジネスシーンでの活用経験があるのかを尋ねると良いでしょう。また、直接的な会話を通じて、リアルタイムでの言語能力を評価することも重要です。面接中に、日常会話や業務上のシチュエーションを想定した質問を投げかけることで、候補者がどれほど対応できるかを確認できます。とはいえ、日本語は外国人候補者の母国語とは異なるため面接会の時点では十分に日本語能力がなくとも、今後就労しながら日本語力を身に着けられると考え、言語能力は厳しく考えすぎないことが大切です。

3. 外国人面接で避けるべき質問とその理由

外国人面接を行う際には、避けるべき質問がいくつかあります。これには、文化的背景や法的規制により、不適切とされるものが含まれます。特に、面接中に意図せず相手を不快にさせたり、差別的な印象を与えたりする質問は注意が必要です。また、特定の質問は法律に抵触する可能性があるため、企業の評判を損なうリスクもあります。これらを理解し、適切な面接を行うことは、企業にとっても応募者にとっても重要です。外国人面接では、相手の文化を尊重し、法的な枠組みを守ることが信頼構築の鍵となります。

3.1. 不適切な質問の例

不適切な質問には、応募者のプライベートに関する質問で「パートナーはいますか?」や、「パートナーは日本語が話せますか?」等は、応募者の能力や適性を評価するために必要な情報とは言えません。その他にも飲酒の有無や喫煙の有無など、これらの質問は、応募者に文化的な偏見を感じさせる可能性があり、面接の雰囲気を悪化させることがあります。また、家族構成に関する質問も避けるべきです。これらの質問は、職務に直接関係のない個人情報に触れることになり、応募者に不快感を与える可能性があります。面接官は、応募者のスキルや経験に焦点を当てた質問を心がけ、職務に関連する情報を得るように努めることが重要です。

3.2. 法律に抵触する可能性のある質問

法律に抵触する可能性のある質問は、特に注意が必要です。例えば、応募者の年齢や宗教、性的指向に関する質問は、差別禁止法や雇用機会均等法に反する可能性があります。「何歳ですか?」や「宗教的な休日を取りたいですか?」といった質問は、応募者の私生活に踏み込むものであり、職務遂行能力と無関係な情報を求めるものです。これらの質問は、応募者に対して不当な差別を示すものとして法的問題を引き起こす可能性があります。また、健康状態や障がいの有無に関する質問も、法律によって保護される個人情報に該当するため、慎重に扱うべきです。面接官は、法的リスクを避けるために、職務に直接関連する質問を行い、公平かつ客観的な評価を心がけることが求められます。企業は、法令を遵守し、倫理的な採用プロセスを実施することで、信頼を築くことが可能です。

 まとめ

この記事では、外国人面接を成功させるための質問事項について紹介しました。外国人候補者との面接では、文化や言語の違いを理解し、柔軟に対応することが重要です。具体的には、コミュニケーションの際に明確で簡潔な言葉を使い、相手の文化的背景を尊重する姿勢を持つことが求められます。また、言語の壁に対処するために、通訳や翻訳ツールを活用することも有効です。これらのポイントを押さえることで、外国人面接をよりスムーズに進行させることができるでしょう。また、面接の際には、質問の意図を明確に伝えることが重要です。外国人候補者は、異なる文化的背景を持つため、質問の意図を誤解する可能性があります。そのため、説明は具体的にし、必要に応じて例を挙げると良いでしょう。さらに、候補者がリラックスできるような面接環境を整えることも大切です。これにより、候補者が自分の能力や経験を最大限に発揮できる環境を提供することができます。最後に、可能であれば面接のフィードバックをしっかりと行い、候補者にとっても有意義な経験となるよう努めましょう。これらのポイントを実践することで、外国人面接を成功に導くことができるはずです。

私たち株式会社One Terrace(ワンテラス)は「チョクトリ」といった、海外から優秀な人材を採用する企業の採用支援、定着に向けた支援、活躍するための組織づくり支援などを通じて、企業の採用力や育成力の向上に知見を深めてきました。本記事以外にも、弊社では優秀な外国人材を採用するノウハウを持っているため今後も記事化していく予定です。

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