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【外国人材】インドネシア人ってどんな人柄?特徴や日本で働く理由を紹介

最近、インドネシア人材のご紹介が増えています。厚生労働省の別添2「外国人雇用状況」の届出状況まとめ【本文】(令和6年10月末時点)によれば、2024年度10月末時点で約169,539人のインドネシア人が日本で就労しています。

本記事では、インドネシア人がなぜ日本で働くのか、インドネシア人の魅力的な人柄と日本での適応力について紹介します。

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1. 増加率の高いインドネシア人

近年、日本で働く外国人の総数はベトナム、中国、フィリピンが上位にくるのですが、対前年増加比率でみるとミャンマー(61%)、インドネシア(39.5%)、スリランカ(33.7%)となっておりインドネシア人の日本での就労人数が徐々に増えています。

対前年増加率が大きい主な国 3カ国

人数

前年比率

前年人数

ミャンマー

114,618人

61%増

71,188人

インドネシア

169,539人

39.5%増

121,507人

スリランカ

39,134人

33.7%増

29,273人

引用:厚生労働省/別添3「外国人雇用状況」の届出状況表一覧(令和6年10月末時点)[PDF形式:10.7MB]別ウィンドウで開く

1.1. インドネシア人就労者が増加している理由

昨年比で見ても急速に増えているインドネシア人就労者。日本での就労者が増えているのにはいくつかの理由があるため、一例を紹介します。

日本の技術やサービスへ憧れ
理系人材に至っては、開発、設計、研究などの上流工程に関わりたい人が日本での就労を希望する場合が多くあります。(インドネシア国内は世界各国の製造業の生産拠点となることが多いが、日本本社だと研究、開発を行うことが多いため)また、理系人材でなくとも日本で高度な技術、スキルを身に着けたいと考えている人が多くいます。

日本文化、アニメや漫画等のカルチャーの憧れ
日本の独特な文化、歴史、四季のある生活環境がインドネシア人にとって魅力的に感じるようです。インドネシアでも日本のアニメや漫画は人気で、日本語学習者が多い国No.2となっており、日本語能力をある程度持っている人が多くいます。
※日本語学習者が多い国No.1は中国

経済的魅力と地理
日本とインドネシアの給与水準には大きな差があり、円安の影響があっても日本で働くことでインドネシア国内で働くよりも良い収入を得られます。また、アメリカやヨーロッパと比べると地理的に近い点もメリットと捉えられています。

2. インドネシア人の人柄とその魅力

インドネシア人は非常に温厚で親しみやすい性格を持っていることで知られています。基本的には初対面の人にも笑顔で接し、フレンドリーな態度を示します。また、家族を非常に大切にしており、家族との絆が強いと言われています。さらに、協力し合うことを重視する文化が根付いており、チームワークに対して高い意識を持つ特性があります。

2.1. 温厚で親しみやすい性格

インドネシアは民族が約1300もある多民族国家と言われています。宗教割合ではイスラム教徒が87%と大半を閉めますが、違う文化、宗教、民族の人が多い国のため他人を尊重、調和を大切にしています。インドネシア人は共存する力が強いと言われており、個人で活動するよりもチームで動くことを得意とするため、チームで働く機会の多い日本企業との親和性が高いと言われています。

また、インドネシア人は一般的に非常に温厚で親しみやすい性格を持っていると言われています。これは、インドネシア建国の際の建国5原則(パンチャラ)の1つに「多様性の中の統一」があり、国全体で違いを尊重する意識を持っているためと考えられます。基本的に争いを避けるために穏やかでフレンドリーな態度をとる人が多く、初対面の相手にも自然と笑顔で挨拶し、すぐに打ち解けることができます。互いに助け合う精神が強いため、困ったときにはすぐに手を差し伸べる国民性と言われています。

インドネシア建国五原則(パンチャシラ)
1.唯一神への信仰
2.公平で文化的な人道主義
3.インドネシアの統一
4.協議と代議制において英知によって導かれる民主主義
5.インドネシア全人民に対する社会正義

インドネシアの民族
ジャワ人、スンダ人、マドゥーラ人等マレー系、パプア人等メラネシア系、中華系、アラブ系、インド系等

宗教(2023年、外務省統計)
イスラム教87%、キリスト教10.4%(プロテスタント7.4%、カトリック3%)、ヒンズー教1.7%、仏教0.7%

引用:外務省/インドネシア共和国(民族、宗教)

2.2.家族を大切にする文化

インドネシア人は、家族を非常に重要視しています。家族の絆を大切にし、親子や兄弟姉妹間の関係がとても密接です。特に、年上の人を尊重するように家庭、地域や学校で教育されており、子供たちは両親や祖父母を大切にする姿勢を持ちます。また、親や兄弟姉妹を経済的に支えるために海外で働く人も多くいます。

3. インドネシアの文化と日本での適応

インドネシアは、多くの民族から成り立つため多様性にあふれており、さらに伝統的な文化と近代的な文化が混在している国です。

3.1. 多様な文化が共存する社会

インドネシアは、多民族・多宗教の国であり、多様な文化が共存しています。インドネシアの社会では、宗教や民族が異なっても、互いを尊重し合うことが求められ、異なる文化背景を持つ人々が共に暮らしています。

3.2. 日本の文化との共通点と違い(食事、礼拝)

インドネシアと日本の文化には、いくつかの共通点と違いが見られます。例えば、両国ともに家族を大切にし、礼儀を重んじる文化があります。しかし、宗教や食文化においては、大きな違いが存在します。

日本は仏教や神道が主流で、食事の自由度が高いのですが、インドネシアではイスラム教が多数を占めるため、食事の制限として豚肉禁止や飲酒を禁止している人が多くいます。また、イスラム教では1日5回の礼拝や年に1度の断食(ラマダン)の期間が設けられています。

イスラム教徒と働く際に理解しておきたい3点
礼拝】
 ・1日5回の礼拝を行うため、礼拝の時間の理解と、場所が必要
 ・1回のお祈りの時間は5分~10分程度
 ・夜明け前、正午過ぎ、午後、日没後、夜の5回
  (具体的な時間は日の出・日の入りによる)
 ・礼拝は自宅でまとめて行う人もいる
  (昼休みや休憩時間に行う人もいる)
 ・礼拝に必要な場所は1人1畳程度
 ・特別な場所を作る必要はなく、空きスペースや、パーテーションで区切る等でも良い

【食事】
 ・豚肉、酒は宗教上認められないため飲食不可
 ・人により豚肉や酒は手袋をはめていれば触ったり調理は可という場合もある
 ・1年に1度ラマダンといった断食の期間が1か月あり、日の出から日没までは飲食不可
  (日が出ていなければ飲食できる)

【ヒジャーブの着用】
・ムスリム女性が髪や首、胸元を覆うスカーフ(ベール)のこと
・イスラム教の経典コーランにおける神の教えに基づいて着用するようになっている

3.3. コミュニティでの交流と支援

インドネシア人は、日本での生活をより快適にするために、コミュニティでの交流と支援を欠かしていません。例えば、地域のインドネシア人コミュニティに参加することで、情報交換や相談を頻繁に行っています。具体例として、日本の法律や手続きに関するアドバイスを受けることができる場もあります。また、互いに助け合うためのイベントや勉強会も定期的に開催されています。これにより、孤独感を軽減し、安心して生活を送ることができます。さらに、コミュニティ内での交流を通じて、新たな友好関係を築くことができ、生活の質が向上します。日本人が海外で日本人会として交流しているようなイメージになります。

コミュニティ例
NPO法人ガルーダ・ジャパンコミュニティ:兵庫県神戸市にあるコミュニティ
留学生協会(PPI):日本各地にある在日インドネシア留学生協会
  ※リンクは静岡のコミュニティInstagram
・プロフェッショナル(技人国)のコミュニティ
・特定技能、技能実習、介護職等、職種別のコミュニティ

まとめ

日本の労働市場では、高齢化による労働力不足により今後も外国人労働者は増え続けています。インドネシア人の温厚で親しみやすい性格や家族中心の価値観、強い協調性とチームワークは、日本の職場で高く評価されていて、昨年比にもあるようにインドネシア人が日本での就労をする割合は今後増えていくと予想されます。

インドネシア人はイスラム教の方が多く一緒に働くにはどうすれば良いのか、大変そうといったイメージをお持ちの方もいらっしゃるかもしれません。しかし、宗教の部分で礼拝にあたって必要なスペースや時間を確認し、食べ物は会社で対応せずとも就労者ご自身でお弁当や購入などで対応してもらうことが可能です。いずれにせも不明点は双方ともに確認、すり合わせをすることでスムーズに働けるようになります。本記事が少しでもインドネシアの人と一緒に働くイメージを掴んでいただけたら幸いです。

私たち株式会社One Terrace(ワンテラス)は「チョクトリ」といった、海外から優秀な人材を採用する企業の採用支援、定着に向けた支援、活躍するための組織づくり支援などを通じて、企業の採用力や育成力の向上に知見を深めています。弊社では優秀な外国人材を採用するノウハウを今後も記事化していく予定ですので外国人採用をご検討中の企業様はぜひチェックしてみてください。

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